ポンカンってどんなみかん?
ポンカンはインド原産の柑橘です。
香りが強く、コクのある甘みの濃い果肉が特徴です。
酸味は少なく甘みが強いため、酸っぱいみかんが苦手な方にお勧めです。果汁はあまり多くありません。
果実は小さめで、温州みかんと同じくらいです。(直径6~7cm程度)
外皮はボコボコしていて厚みもありますが、むきやすく手で簡単にむけます。
種がありますが、手軽に食べることができます。
当園では1月下旬ごろ~3月上旬ごろまで販売します。
ポンカンの特徴
ポンカンは愛媛県が生産量全国一位の柑橘です。
ポンカンにもいろいろな品種があり、愛媛県内では今津ポンカン、太田ポンカン、
吉田ポンカン、薩州ポンカンなどが栽培されています。
愛媛県の中でも特に南予地方で栽培が盛んです。
当園のポンカンは、低しょう系ポンカン(形が少し平べったいもの)です。
大きさは温州みかんと同じくらいか、やや大きいくらいです。オレンジ系の香りがします。
ポンカンは色が付きにくい特性があり、12月半ばから1月半ばごろにかけて収穫を行い、
少し貯蔵してきれいに色がついてから出荷する品種になります。
ポンカンのあれこれ
ポンカンは漢字では椪柑・凸柑と書きます。ひらがなで表記されることもありますが、なんとなくカタカナ表記が一番合っている気がします。
ポンカンは「不知火(デコポン)」や「甘平」といった近年人気品種の掛け合わせの親となる品種でもあります。
不知火(デコポン)の交配親は(清見×ポンカン)
甘平(かんぺい)の交配親は(西之香×ポンカン)です。
コクのある甘い味が次世代の品種に引き継がれているようですね。
ポンカンの食べ方
外皮は手で簡単にむくことができます。内袋ごとお召し上がりください。
ポンカンは種があります。気をつけてお召し上がりください。
ポンカンの保存方法
風通しがよく涼しいところで保存してください。
ポンカンは長く保存すると水分が少なくなり、「す上がり」と呼ばれるパサパサの状態になることがあります。
なるべく早めにお召し上がりください。
ポンカンの栄養
ポンカンもまた柑橘類なのでビタミンCが含まれています。
文科省の食品成分表(ポンカン)はこちら
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