そのほかの柑橘類のご紹介

柑橘類には温州みかん以外にもたくさんの品種があります。
愛媛県では主だったものだけでも40種類以上の品種が栽培されていて、県民でも覚えきれず迷ってしまうほどです。

同じ県内でも瀬戸内側、宇和海側、山側、海側など地形や気象条件によって美味しく育つ品種は違ってきます。 それぞれの産地が得意な分野を競って、みかんを育てています。

品種写真

吉田農園のある愛南町は、愛媛県最南端の町で、冬でも霜が降りない温暖多雨な気候で、晩柑類 (樹上で越冬して、春先以降に収穫する柑橘類のこと)が美味しく育つところです。
その土地にあった柑橘を育てることで、美味しいみかんをつくる努力をしています。

こちらのページでは当園で販売している河内晩柑以外の柑橘類について、収穫時期、食べ方、保存方法などについてご紹介します。
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愛媛みかんってどんなみかん?

日本の代表的な果物「温州みかん」です。当園では「愛媛みかん」として販売しております。
外皮はむきやすく、手軽に食べることができます。
酸味と甘みのバランスがよく、程よく果汁もあります。
種はほとんどなく、内袋もそのまま食べることができます。

近年は温州みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンなどの
機能性成分が注目されています。
(骨粗しょう症の予防効果があるようです。)

みかん

愛媛みかんの特徴

当園では「愛媛みかん」として販売しております。
一口に温州みかんと言っても、実際にはいろいろな品種があり、収穫時期によって 極早生(ごくわせ)・早生(わせ)・中生(なかて)・普通・晩生(おくて)と呼ばれます。 愛媛県で栽培されている温州みかんの代表的な品種には、日南1号(極早生)・宮川早生・ 興津早生・石地温州・南柑20号(普通)・川田温州・南柑4号(晩生)などがあります。

当園のものは11月ごろから12月に収穫時期を迎える早生温州・中生〜普通温州となります。 程よい酸味とコクのある甘みをお楽しみいただけます。

愛媛みかんのあれこれ

温州みかんは、英語でサツマ・マンダリンなどと呼ばれています。日本原産の果物です。(みかん自体は中国・東南アジア方面) カナダではクリスマスの頃に日本の温州みかんを食べる風習があり、クリスマスオレンジと呼ばれています。 そのため、少し前まで主要な輸出先はカナダでしたが、近年ではアジアへ向けての輸出が増えています。

愛媛みかんの食べ方

外皮は手で簡単にむくことができます。内袋ごとお召し上がりください。
内袋についている白い部分には食物繊維がありますので、そのままお召し上がりください。

愛媛みかんの保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。
お届け時のダンボールに入れた状態で長く置かれますと、底部のみかんは上部のみかんの荷重がかかるため傷みやすくなります。 時折、上下を入れ替えるようにし、傷んだ物は取り除いてください。

かんきつ類は氷点下が続くと、果実に含まれる水分が凍ってしまい、 苦くなってしまうことがありますので、冬でも氷点下にならない場所で保存してください。 (※冷凍みかんは、特別な方法で作られているものです。)

ポンカンってどんなみかん?

ポンカンはインド原産の柑橘です。
香りが強く、コクのある甘みの濃い果肉が特徴です。
酸味は少なく甘みが強いため、酸っぱいみかんが苦手な方に
お勧めです。果汁はあまり多くありません。

果実は小さめで、温州みかんと同じくらいです。
(直径6〜7cm程度)
外皮はボコボコしていて厚みもありますが、むきやすく手で簡単にむけます。 種がありますが、内袋は薄く、手軽に食べることができます。

ポンカン

ポンカンの特徴

ポンカンは愛媛県が生産量全国一位の柑橘です。
ポンカンにもいろいろな品種があり、愛媛県内では今津ポンカン、太田ポンカン、 薩州ポンカンなどが栽培されています。

当園のポンカンは、低しょう系ポンカン(形が少し平べったいもの)です。
大きさは温州みかんと同じくらいか、やや大きいくらいです。
ポンカンは色が付きにくい特性があり、12月半ばから1月半ばごろにかけて収穫を行い、 少し貯蔵してきれいに色がついてから出荷する品種になります。
当園の販売期間は1月下旬ごろ〜2月半ばごろまでとなります。

ポンカンのあれこれ

ポンカンは「不知火(デコポン)」や「甘平」といった品種の 掛け合わせの親となる品種でもあります。
不知火(デコポン)の交配親は(清見×ポンカン)
甘平(かんぺい)の交配親は(西之香×ポンカン)です。
コクのある甘い味が次世代の品種に引き継がれているようですね。

ポンカンの食べ方

外皮は手で簡単にむくことができます。内袋ごとお召し上がりください。
ポンカンは種があります。気をつけてお召し上がりください。

ポンカンの保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。
ポンカンは長く保存すると水分が少なくなり、「す上がり」と呼ばれるパサパサの状態に なることがあります。なるべく早めにお召し上がりください。

はるかってどんなみかん?

はるかは「日向夏」の種から偶然生まれた品種です。
へたの部分は不知火(デコポン)のような凸があり、へたの反対側には 凹環(おうかん)と呼ばれる丸いくぼみがあるのが特徴です。

大きさは温州みかんより一回り大きいくらいです。
(直径7〜8cm程度)
外皮はごつごつしていて、硬くむきにくく、内袋も厚く、むいて食べる必要があります。
種もありますが、内袋(じょうのう)の中には果肉がギュッと
詰まっていてプチプチっとした食感が楽しめます。

はるか

はるかの特徴

はるかは黄色くて酸っぱそうな外観の柑橘ですが、酸味は少なく上品な甘みがあるみかんです。
当園のはるかは、新植してからまだ数年のため、まだそんなにたくさん採れませんが、
徐々に収穫量が増えてきています。

酸味が苦手な方、さっぱりとした甘みがお好きな方におすすめです。
当園の販売期間は2月上旬ごろ〜3月下旬ごろまでとなります。

はるかのあれこれ

はるかは福岡県の果樹園で日向夏(ひゅうがなつ)の偶発実生として
発見された品種です。
偶発実生(ぐうはつみしょう)とは、自然に落ちた種や、捨てられた種などから 種子親を超える特性(糖度が高い・種が無い・色が早く付くなど)を持つ 偶然発見された品種のことをいいます。
はるかは種子親の日向夏に比べて、熟期が早く、酸味が少ないのが特徴です。
当園の一番人気「河内晩柑」も文旦の畑で発見された偶発実生です。

はるかの食べ方

外皮が硬く、むきにくいので、ナイフや皮むき器をご利用ください。
内袋(じょうのう)も厚いので、むいてからお召し上がりください。
種もあります。
砂じょうの1粒1粒がしっかりとしていて、ギュッと詰まった果肉なので
プチプチとした食感が楽しいみかんです。

はるかの保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。(常温で問題ありません)

はるかは外皮が厚いため、比較的日持ちするみかんですが、
生ものですので、なるべくお早めにお召し上がりください。

土佐文旦ってどんなみかん?

文旦は南方系(東南アジア)原産の柑橘です。
ボンタン、ザボン、ポメロとも呼ばれ、土佐文旦のほかにも、
水晶文旦、阿久根文旦、麻豆文旦、平戸文旦などの種類があります。
土佐文旦は、鹿児島在来の品種といわれていますが、
現在はその名のとおり高知県の特産品となっています。

果実は大きく食べごたえがあります。(直径10cm程度)
外皮は分厚く、種もたくさん入っていますが、プリッとした果肉に
さっぱりした酸味・甘みで後口のすっきりした味をお楽しみいただけます。
また、黄色系柑橘類の爽やかな香りが広がる春のみかんです。

土佐文旦

土佐文旦の特徴

土佐文旦は収穫したては酸味がとても強いため、12月〜2月にかけて収穫し、
1ヶ月ほど貯蔵して追熟・減酸させてから出荷するみかんです。
当園の土佐文旦は、1月下旬〜2月上旬にかけて収穫し、追熟させたものです。

3月初め頃に出荷する土佐文旦は、適度な酸味があり、シャキシャキした歯触りを
お楽しみいただけます。
4月に入ると酸味が抜けて、次第に甘みを感じやすくなってきます。

酸味がお好きな方は、3月初旬ごろの出始めのものを。
酸味が苦手な方は4月に入ってからのものをおすすめします。
また、お届けした土佐文旦の酸味が強い場合、しばらく保存して減酸させてから
お召し上がりいただくと、食べやすくなります。
当園の販売期間は2月下旬ごろ〜4月下旬ごろまでとなります。

土佐文旦のあれこれ

土佐文旦には種がたくさん入っています。
土佐文旦は花粉が多く、自家受粉(何もしなくても自分で受粉する)で 実をつけますが、きれいな丸い形にならなかったり、大きくならなかったりします。
そのため、5月初旬ごろの開花時期に人工授粉を行い、丸くて大きな 種のたくさんはいった実をつけるよう、育てます。
土佐文旦はわざとに種が入るように育てるのです。
種が多くて食べるのが大変!というお声もありますが、ご理解いただければと思います。

土佐文旦の食べ方

外皮が分厚く、むくのが大変です。ナイフや皮むき器をご利用ください。
切れ目を入れた後、スプーンをうまく使うと上手にむけます。
種が多く、内袋のも厚いので、内袋もむいて種を取り除いてからお召し上がりください。
3月初旬ごろはシャキシャキした歯触りの良い果肉とすっきりとした酸味をお楽しみいただけます。
4月に入ると、徐々にしっとりとした果肉に変わり、減酸が進んで甘みを感じやすくなってきます。

土佐文旦の保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。(常温で問題ありません)

土佐文旦は外皮がぶ厚いため、比較的傷みにくく、日持ちするみかんです。
外皮は次第にしなびてきますが、中身には問題ないことが多いです。
お届けした土佐文旦の酸味が強い場合は、ご家庭で保存し、減酸させてから お召し上がりくださいませ。

甘夏ってどんなみかん?

甘夏は、大分県の果樹園で夏みかんの枝変わり種として
見つかったみかんです。品種名を川野夏橙(かわのなつだいだい)
と言いますが、従来の夏みかんよりも酸味が少ないことから
一般的に「甘夏」と呼ばれています。

果実は大きめで食べごたえがあります。(直径9〜10cm程度)
外皮は硬くむきにくく、内袋もむく必要があり、種もたくさん
入っています。歯ごたえのあるみずみずしい果肉が特徴で、
ほのかな苦味とスッキリした甘み、酸味のある昔ながらの
味わいをお楽しみいただけます。

甘夏

甘夏の特徴

甘夏は、もともと酸味が強い品種なので、食べやすく風味が良い果実に
するためには春先ごろまで樹上でならせておき減酸させる必要があります。
樹上での越冬栽培が必要になるため、暖かい地域が主な産地になっています。
当園のある愛媛県愛南町は全国有数の甘夏産地です。

当園の甘夏は大きさはやや小ぶりですが、酸味はそれほど高くなく、
甘酸っぱさとほのかな苦味を感じられる大人向けの味です。

グレープフルーツなど苦味のある柑橘がお好きな方、
酸味のある柑橘がお好きな方におすすめです。

甘夏のあれこれ

甘夏は大分県の川野氏の園地で夏みかんの枝変わり種として 発見された品種です。正式な品種名は川野夏橙(かわのなつだいだい)といいます。
枝変わり(えだがわり)とは、樹(植物)の一部分の枝のみがほかの部分と 異なる性質(例えば、果実の色づきが早い、トゲが少ないなど)を持つ 突然変異のことで、その特性から新しい品種とされたもののことをいいます。

甘夏は従来の夏みかんに比べると、ずっと酸味が少なく食べやすいといった特徴があります。
現在、昔ながらの夏みかんはほとんど甘夏にとって替わってしまっており、 酸味の強い従来の夏みかんはなかなか手に入らないものになっています。

甘夏の食べ方

外皮が硬く厚いため、手で簡単にむくことはできません。
ナイフや皮むき器をご利用ください。
種が多く、内袋のも厚いので、内袋をむいて、種を取り除いてから
お召し上がりください。
甘夏は果肉がしっかりとしているので、ゼリーに入れたりなど
デザートにもピッタリです。

また、果皮はマーマレードなどに加工してお召し上がりいただけます。 当園はワックスは使用しておりませんが、無農薬ではありませんので、
加工前に水洗いしてからご利用ください。

甘夏の保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。

甘夏は比較的傷みにくく、日持ちするみかんです。
ただし、あまり長く保存すると、パサパサした症状が出てくる場合もありますので、
なるべく早めにお召し上がりくださいませ。

不知火(デコポン)ってどんなみかん?

不知火(デコポン)は、国の果樹試験場(現:農研機構果樹研究所)口之津支場(長崎県)で育成された、清見とポンカンを掛け合わせて できた品種です。ポコンと飛び出た上部の凸が特徴で、「デコポン」と呼ばれていますが、品種名は不知火(しらぬひ)です。

大きさは温州みかんより二回りほど大きめです。(直径8〜10cm程度)外皮は手で簡単にむくことができ、種もなく、内袋もそのまま 食べることのできる三拍子そろったみかんです。ジューシーな果肉とコクのある甘みをお楽しみいただけます。

不知火(デコポン)

不知火の特徴

不知火は、収穫直後は糖度も酸度も高く、食べると酸味をとても強く感じる
品種です。そのため一般的に収穫後に貯蔵して減酸させ、甘みを感じやすく
食べやすくなってから販売・出荷を行います。
12月上旬〜2月ごろまでに販売されているものは、主にハウスで栽培されたものです。

当園の不知火は露地栽培です。
2月中旬ごろから3月にかけて収穫し、しばらく貯蔵してから販売を始めます。
3月下旬ごろから4月下旬ごろまでの販売となりますが、春先の気象条件によって
減酸の進み具合が毎年異なるため、販売開始時期は前後します。

酸味が苦手な方、甘いおみかんがお好きな方におすすめです。

不知火のあれこれ

不知火という名前が表すとおり、熊本県での栽培が盛んです。
愛媛県は熊本県に次いで全国2位の不知火の産地です。
品種ができた当時は、凸部分の見かけがわるいということで、 品種登録されませんでしたが、おいしさが評判となり、今では 人気の品種となっています。

凸部分の大きさや形は個体差がありますが、5月初旬の開花後の 小さな赤ちゃん果実のときから、ちっちゃな凸がついています。

不知火の食べ方

外皮は手で簡単にむくことができます。種もほとんどなく、内袋ごとお召し上がりいただけます。まれに種が入っていることがあります。

不知火の保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。
不知火は、減酸させて食べやすくなってから出荷するため、 ほかのみかんと比べますと、日持ちしません。なるべくお早めにお召し上がりください。

清見オレンジってどんなみかん?

清見オレンジは、国の果樹試験場(現:農研機構果樹研究所)で育成された、宮川早生(温州みかん)とトロビタオレンジを 掛け合わせてできた品種です。品種名「清見」は、静岡県の景勝地「清見潟」から名づけられました。

大きさは温州みかんより一回りほど大きいサイズです。(直径7〜8cm程度)
外皮は薄めですが少し硬いので、皮むき器などをお使いください。
種はほとんどなく、内袋もそのまま食べることができます。

清見オレンジ

清見オレンジの特徴

当園では「清見オレンジ」として販売しています。春先まで樹にならせたままで、じっくりと熟していきます。
果肉がやわらかく、果汁がたっぷりのジューシーなみかんです。不知火(デコポン)の掛け合わせ親にあたる品種で、同じように コクのある甘みが楽しめます。オレンジの香りもします。

酸味が苦手な方、果汁が多いみかん、甘いみかんがお好きな方におすすめです。

清見オレンジのあれこれ

清見オレンジには単胚性(種の中に胚が一つしかない)という 特徴があります。そのため、育種親(かんきつ類の交雑での掛け合わせ)として優秀で、 近年新しく登録されたいろいろな品種の母親となっています。

はれひめ、天草、はるみ、せとか などが清見を親として品種登録 されています。

清見オレンジはみかんとオレンジを掛け合わせした品種であるため、 みかん(tangerine)とオレンジ(orange)の掛け合わせを表す 「タンゴール(tangor)」をつけて、「清見タンゴール」とも呼ばれています。

清見オレンジの食べ方

外皮は少しむきにくいので、皮むき器などをお使いください。
手でむくことができないわけではありません。
種もほとんどなく、内袋ごとお召し上がりいただけます。

まれに種が入っていることがあります。

清見オレンジの保存方法

風通しがよく涼しいところで保存してください。

清見オレンジは、ほかのみかんと比べますと、販売時期の気温が高く、日持ちしません。 なるべくお早めにお召し上がりください。

販売カレンダー

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